THCOとHHCOの規制
知らないと危険!新たに規制対象となったTHCOとHHCOの真実
2023年3月9日、厚生労働省の指定薬物部会が開かれ、いくつかの新しい物質が規制対象として指定されました。中でも注目すべきは、THCOとHHCOという2つのカンナビノイドです。これらは3月20日から違法とされ、多くの消費者に影響を及ぼします。
なぜ今、THCOとHHCOが問題なのか?
THCOとHHCOは、大麻成分であるカンナビノイドの一種ですが、これまであまり注目されていませんでした。これらは天然の大麻成分としては存在せず、人工的に合成された半合成カンナビノイドです。半合成カンナビノイドは、既存のカンナビノイドを基に新たに作り出されたものであり、特にTHCOとHHCOはその代表例です。
日本の薬物規制では、中枢神経に作用する成分、つまりサイコアクティブな物質は指定薬物として取り扱われます。THCOやHHCOもサイコアクティブな作用を持ち、これまで規制されていない脱法成分として流通していました。しかし、その危険性が認識され、今回の規制に至ったのです。
安全性への関心を高め、健康リスクを避けるために
これらの半合成カンナビノイドは、人体にどのような影響を与えるのか、長期的な安全性が確認されていません。例えば、THCOやHHCOは、吸引時に有害なケテンを発生させ、VAPE関連肺炎のリスクが指摘されています。実際に、これらの製品を使用して病院に搬送されたケースも報告されています。
また、これらの成分は品質管理が不十分な状態で市場に出回っており、何が混入しているかも不明です。製造環境や衛生面についても疑問が残ります。消費者としては、これらの製品を使用するリスクを理解し、安全な選択をすることが求められます。
今すぐ安全な選択を!
消費者の皆さん、サイコアクティブなカンナビノイドに手を出す前に、そのリスクをよく理解してください。規制された成分を避け、安全性が確認された製品を選ぶことが重要です。特に、ネット上や実店舗で容易に購入できる製品には注意が必要です。
また、プラットフォーマーや決済会社も、規制された成分の販売を防ぐために責任を持って対応するべきです。違法な成分が市場に出回ることを防ぎ、消費者の安全を守るために協力が必要です。
さらに深掘り!なぜサイコアクティブなカンナビノイドが人気なのか?
この記事を読んで、「一体なぜこんな危険な成分が流行するのか?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。日本では大麻の所持が違法であるため、大麻の効果を代用できるサイコアクティブなカンナビノイドに需要が集まっているのです。
例えば、以前規制されたHHCは、新宿の路上で販売され、長蛇の列ができるほどの人気を博しました。法的リスクと安全性リスクを天秤にかけたとき、多くの消費者がサイコアクティブなカンナビノイドを選んでいるのが現状です。
消費者が抱える悩みとペインポイント
消費者の中には、サイコアクティブなカンナビノイドを使用することで悩みや痛みが解決されたと感じる人もいます。SNS上では、これらの成分が役立ったという声も少なくありません。しかし、その一方で、病院に搬送されるケースも報告されており、安全性の問題は依然として大きな課題です。
法改正と健全な市場形成を目指して
大麻医薬品の使用、大麻使用罪の創設、伝統的大麻栽培の緩和という大義名分のもと、法改正が進められています。
しかし、サイコアクティブなカンナビノイドの販売業者が増えることで、法改正が遅れる懸念もあります。彼らの行動が、大麻の合法的な活用を遅らせる結果につながることを防ぐためにも、適切な対応が求められます。
法改正を支持し、安全な市場を築こう!
違法な成分の販売を防ぎ、倫理的なビジネスを推進することが重要です。法改正を支持し、安全な製品を選ぶことで、健全な市場形成に貢献できます。
規制の未来と私たちの選択
これからも新たなサイコアクティブなカンナビノイドが規制される可能性があります。中枢神経に作用する物質は、いずれ規制対象となる運命にあります。短期的な利益を追求する業者に惑わされず、長期的な視点で安全性を重視した選択をしましょう。
規制される前に、リスクを認識する重要性
短期的に合法であることを理由にサイコアクティブなカンナビノイドを使用することは、リスクが伴います。消費者の中には、一時的にでも合法であれば使用するという方もいますが、そのリスクを理解し、安全性を重視することが重要です。
健康と安全を守るための意識改革
消費者の皆さん、健康と安全を守るためには、リスクを理解し、適切な選択をすることが必要です。業者の中には、短期的な利益のためにリスクを説明せずに販売するところもありますが、消費者としての意識改革が求められます。
安全な選択をするために行動しよう!
私たち一人ひとりが安全な選択をすることで、健全な市場を築くことができます。消費者の皆さん、業界関係者の皆さん、安全性を最優先に考え、適切な行動を取りましょう。法改正を支持し、違法な成分の販売を防ぐために、一緒に行動しましょう。
これが、THCOとHHCOの規制についての重要な情報です。消費者の皆さんが安全な選択をし、健全な市場を形成するために、私たちは引き続き情報提供と啓発活動を続けていきます。
参考文献
- Chronic administration of cannabidiol to healthy volunteers and epileptic patients
- 出典:「カンナビノイドの化学的性質」(厚生労働省)
- 出典:「CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ」(厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部)
- 出典:「FDA Regulation of Cannabis and Cannabis-Derived Products, Including Cannabidiol (CBD)」(US Food&Drug)
この情報をもとに、CBDを取り入れる第一歩を踏み出してみてください!
パヤオ カンナビゲート ジャパンは、タイのパヤオにてフルオーガニック大麻農業・CBDオイルの製造・大麻関連事業を展開する会社です。法律遵守。ジャパンクオリティー。
代表 : Hiroyuki Tamukai
世界中をバックパッカーで周り、ベトナム・チェンマイ(タイ)で現地でビジネスを行う
日本に帰国後、タイにて大麻改正法後、大麻関連事業を展開する会社をタイ・パヤオにて設立。
タイ認定ライセンス保持・オフィシャル大麻農家。
現地の人との協力もあり健全な運営を行なっています。
外国人が大麻農家をやる上でのハードルは数多くあり、
パヤオ カンナビゲート ジャパンは、数少ない日本人農家による運営を行なっています。